【旬レシピ　6月】長ひじきと大根のナムル

日本人になじみ深い海藻のひとつ、「ひじき」。しょうゆや砂糖で甘辛く味付けした定番の煮物も美味しいですが、今回は「長ひじき」を韓国風の副菜にアレンジしました。出汁で煮含めた長ひじきはえぐみがなく、塩とごま油というシンプルな調味料でも美味しく頂けます。
ひじきは通常、生のままでは渋みが強すぎて食べることができないため、蒸したり茹でたりしてから乾燥させたものが販売されています。店頭には「長ひじき」と「芽ひじき」が並んでいますが、これは部位の違いによるものです。今回使用した「長ひじき」は『茎の部分』にあたります。しっかりとした歯ごたえがあり、炒め物などにするのもおすすめです。
歯や骨を健康に保つカルシウムやビタミンＫを多く含むひじきは、小さなお子さんからご高齢の方まで召し上がって頂きたい食品の１つです。
皆さんも、古くから健康食・長寿食として親しまれているひじきを、普段の食事にもっと活用してみてはいかがでしょうか？

材料（2人分）　調理時間　10分
長ひじき（乾燥）・・・・10ｇ
出汁・・・・・・・・・・100ｍｌ
大根・・・・・・・・・・200ｇ
しらす・・・・・・・・・10ｇ
Ａ塩・・・・・・・・・・小さじ1/3
Ａごま油・・・・・・・・大さじ１
白いりごま・・・・・・・小さじ１

☆作り方

１．ひじきはたっぷりの水で戻してサッと水で洗い、食べやすい長さに切る。
鍋に出汁・ひじきを入れて火にかけ、沸いたら落とし蓋をして汁気がなくなるまで煮る。

２．大根は細切りにして、塩（分量外）を振ってしばらくおく。
しんなりし、水分が出てきたら水で洗い、水気を拭き取る。

３．しらすは熱湯でサッと茹でてザルに上げ、水気を拭き取る。

４.　ボウルにＡを入れてよく混ぜ、（１）・（２）・（３）・ごまを加えて和える。