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2020-11-06

【旬のレシピ 11月】赤飯

11月23日は勤労感謝の日です。働く人やその生産物に感謝する祝日ですが、この日はもともと新嘗祭の日であり、古くから五穀豊穣の感謝と祈願が行われていた歴史があります。
新嘗祭ではその年に採れた五穀を奉納するため、現代ではそれにちなんで「赤飯の日」としても制定されています。五穀の内容は文献によって違いがありますが、新嘗祭と関わりが深い古事記においては、米(稲)・粟・小豆・麦・大豆が挙げられています。
今回はそれにならい、五穀を使った赤飯のレシピをご紹介します。
勤労感謝の日に特別な料理を食べる風習はありませんが、時間があるときに試してみるのはいかがでしょう。
レシピでは前日から小豆と黒豆を戻していますが、時間が無い時は、黒豆は水につけずにフライパンで乾煎りし、小豆は茹でる時間を長めにしてから炊くと、やわらかく炊き上がります。

☆材料(4人分) 調理時間 40分(浸水・炊飯の時間は除く)
もち米・・・・・・・・・2合
米・・・・・・・・・・・1合
小豆・・・・・・・・・・40g
黒豆・・・・・・・・・・30g
押し麦・・・・・・・・・30g
粟・・・・・・・・・・・20g
A小豆・黒豆の戻し汁・・500ml(足りなければ水を足す)
A塩・・・・・・・・・・小さじ1/3
ごま塩・・・・・・・・・お好みで

☆作り方

1.小豆・黒豆はたっぷりの水につけ、一晩おく。

2.(1)をそれぞれ鍋に入れ、戻し汁と一緒に茹でる。
水が少なくなったらさし水をしながら、豆が踊らない火加減で小豆は15~20分、黒豆は25~30分茹で、豆がやわらかくなったらザルに上げる。

3.もち米・米を洗い、ザルに上げて20分おく。

4.炊飯器に(2)・(3)・押し麦・粟・Aを入れて炊く。

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