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2021-04-12

【旬のレシピ 4月】シュー・ア・ラ・クレーム

気軽に食べられ、子どもから大人まで大人気のシュークリーム。
サクッと軽やかなシュー生地に、濃厚でなめらかなディプロマットクリームをたっぷりと詰めました。
ディプロマットクリームとは、クレーム・パティシエールに生クリームを合わせたもので、ミルキー感とコク深い味わいをより楽しめます。
材料は手に入りやすくシンプルですが、「膨らまなかった」という失敗が多いのが、シュー生地です。
失敗しないポイントは、「しっかり粉に火を入れること」と「卵の加え方と混ぜ方」、そして「生地をしっかり焼ききること」です。
このポイントを押さえれば、しっかりとシュー生地が膨らんでくれるはず!
生地の絞り方を変えれば「エクレア」に、生地に粉チーズや黒こしょう、ハーブなどと入れて小さく焼き上げれば「グジェール」などと、生地の作り方を覚えておけば様々なものにアレンジすることも出来ます。

材料(約8個分) 調理時間 60分
水・・・・・・・・・110g
バター(無塩)・・・40g
塩・・・・・・・・・ひとつまみ
グラニュー糖・・・・4g
強力粉・・・・・・・60g
溶き卵・・・・・・・2個分
アーモンドダイス・・適量
グラニュー糖・・・・適量

【クレーム・パティシエール】
牛乳・・・・・・・・300g
バニラビーンズ・・・3cm
卵黄・・・・・・・・3個
グラニュー糖・・・・60g
薄力粉・・・・・・・30g
バター(無塩)・・・10g

生クリーム・・・・・100g
グラニュー糖・・・・5g
ラム酒・・・・・・・10g
粉砂糖・・・・・・・適量

☆作り方

1.小鍋に水・角切りにしたバター・塩・グラニュー糖(4g)を入れて中火にかける。
バターが溶けて完全に沸騰したら火を止め、ふるった強力粉を一気に加え、木べらで手早く混ぜる。

2.生地がひとまとまりになったら再び中火にかけ、鍋底に薄い膜が出来るまで加熱する。

3.(2)をボウルに移し、1/3量の溶き卵を加えてよく混ぜる。
生地がまとまったら残りの卵を2~3回に分けて加え、その都度よく混ぜる。
※生地のかたさは木べらですくい上げ、ヘラに残った生地がキレイな三角形になるくらいです。卵は残っても構いません。

4.天板に油(分量外)を薄く塗ってアルミホイルを敷き、表面にも薄く油を塗る。
(3)の生地を丸口金をはめた絞り袋に入れて、直径5cm程度の円形に絞り、アーモンドダイス・グラニュー糖をのせる。
190℃のオーブンで約45分焼き、ケーキ網にのせて冷ます。

5.【クレーム・パティシエールを作る。】
鍋に牛乳・裂いて中の種子を取り出したバニラビーンズ(さやも入れる)を入れ、火にかける。
沸々してきたら火を止める。

6.ボウルに卵黄・グラニュー糖を入れて白っぽくなるまで泡立て器でよく混ぜる。
ふるった薄力粉を加えてサッと混ぜ合わせる。

7.(6)に(5)を注ぎ混ぜ、牛乳の入っていた鍋に濾し入れ、中火強にかける。
泡立て器で焦がさないようよく混ぜ、沸騰し、ツヤが出てきたら火を止め、バターを溶かす。
バットなどに移し、ラップをぴったりとはりつけ、上下を氷や保冷剤で急冷する。

8.(7)をボウルに移し、泡立て器でなめらかになるまでよく混ぜる。
グラニュー糖を入れてかたく泡立てた生クリームとリキュールを加え、さらによく混ぜる。

9.(4)の上1/3のところをナイフでカットし、絞り袋に入れた(8)のクリームをたっぷり絞る。
カットした生地をのせ、粉砂糖を振る。

☆栄養価(1人分)
・エネルギー:256kcal
・たんぱく質:5.5g
・脂質:16.2g
・炭水化物:20.1g
・塩分:0.3g

☆栄養コメント
牛乳や生クリームに多く含まれるカルシウムは、骨や歯を丈夫にしたり、神経の働きをサポートする働きがあります。日本人に不足しがちなミネラルなので、積極的にとるようにしましょう。
卵は食物繊維とビタミンC以外の栄養素をバランスよく含んでいます。野菜や果物などを食べ、不足している栄養素をしっかり補いましょう。

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