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2021-03-18

【旬のレシピ 3月】手作り道明寺粉の桜もち

寒い冬が過ぎ、暖かい春の気配が訪れる3月は別れの季節でもありますね。早いところでは桜の開花も始まり、新たな門出に彩りを添えてくれます。
今回はそんな桜にちなみ、花びらのように淡いピンク色の桜もちを作りました。
可愛らしいひと口サイズの桜もちは、まるで小さな桜のつぼみが膨らんでほころびそうな仕上がりです。
桜もちは小麦粉をベースに作る生地を薄く焼いた「関東風桜もち(または長命寺桜もち)」と、道明寺粉を蒸して作った「関西風桜もち(または道明寺桜もち)」が有名ですが、今回は自家製の道明寺粉を使って関西風の桜もちに挑戦です。
関西風は小麦粉を使わないので、小麦アレルギーの方にも安心して召し上がっていただけます。
道明寺粉はもち米を蒸して干し、砕いて作ったもので、桜もちのほか椿もちやおはぎに使われています。
またお菓子だけでなく、しゅうまいの皮の代わりに周りにつけたり、揚げ物の変わり衣として使用したり出来るので、余ったら作ってみるのも楽しいですね。

☆材料(作りやすい分量:小10個分)
【道明寺粉】
もち米・・・・・・150g

【桜もち】
道明寺粉・・・・・100g
水・・・・・・・・110g
上白糖・・・・・・50g
色粉(赤)・・・・・少々
粒あん・・・・・・100g
桜の葉塩漬け・・・小10枚

☆作り方

1.【道明寺粉を作る。】
もち米はサッと洗い、たっぷりの水に一晩浸ける。

2.(1)をザルに上げ、30分程水気を切る。
濡らして絞ったさらしを敷いた蒸し器にもち米を広げ入れ、10~15分蒸す。

3.(2)をバット等に移して冷ます。
少し乾燥してきたら塊をほぐしながら一粒一粒バラバラにし、完全に乾燥させる。
※天候によりますが、1~3日位で乾燥します。

4.乾燥したらミルミキサーやフードプロセッサーにかける。(5秒位で様子を見ながら)
粗めのザルでふるい、大きいものは再度ミキサーにかけ、大きさを均一にする。

5.【桜もちを作る。】
鍋に水・上白糖・色粉を入れて火にかけ、沸いたら火を止めて、道明寺粉を加えて混ぜ、30分程吸水させる。

6.さらし等を敷いた蒸し器に(5)を広げ、10~15分蒸す。

7.(6)をさらしごと取り出して軽く捏ね、10等分にする。粒あんも10等分にする。
※粒あんの水分が多い時は、電子レンジに1~2分かけて水分を飛ばして下さい。

8.砂糖水(分量外100mlに小さじ1の砂糖を溶かしたもの)を手につけ、(7)の生地を伸ばして粒あんをのせて丸く包み、塩抜きした桜の葉で包む。

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