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2021-07-28

【旬のレシピ 7月】豆花

各地で梅雨明けが宣言され始める7月は暑さも本格化し、毎年気温が上がっている日本の夏はもはや熱帯地域のようですね。暑さを乗り切るためにはしっかりと食べ、体を休めることが重要です。
そこで、今回はこの季節にぴったりの台湾名物「豆花(トウファ)」をご紹介します。
豆花は豆乳に硫酸カルシウムなどの凝固剤を加えて作る豆腐のようなものに様々な具をのせ、お好みのシロップをたっぷりかけていただくスイーツです。
豆花は乳製品や小麦・卵などを使わずに作るので、アレルギーをお持ちの方も楽しむことができます。
本場のレシピは凝固剤を使って作りますが、皆さんに気軽に楽しんでいただけるよう手に入りやすいゼラチンとタピオカ粉を使い、もっちりとした食感を楽しめる豆花を目指しました。
かぼちゃ団子と少し甘めに仕上げた緑豆をたっぷりのせて、生姜の効いたシロップをかければ、さっぱりとした豆花の完成です。
具は、茹でたピーナッツやタピオカ・さつま芋団子などにアレンジも可能!
寒くなってきたら本場のように凝固剤を加えて作ったり、ゼラチンを寒天に置き換えれば温かい豆花も楽しめます。

☆材料(4人分) 調理時間 30分(冷やし固める・冷ます時間は除く)
豆乳(大豆固形分10%以上)・・500g
タピオカ粉・・・・・・・・・・10g
A粉ゼラチン・・・・・・・・・8g
A水・・・・・・・・・・・・・30g
Bきび砂糖・・・・・・・・・・50g
Bグラニュー糖・・・・・・・・80g
B水・・・・・・・・・・・・・300g
Bしょうが(薄切り)・・・・・10g~
緑豆(乾燥)・・・・・・・・・40g
Cきび砂糖・・・・・・・・・・10g
C塩・・・・・・・・・・・・・少々
C水・・・・・・・・・・・・・100g
かぼちゃ(皮をむいたもの)・・100g
Dきび砂糖・・・・・・・・・・10g
D塩・・・・・・・・・・・・・少々
タピオカ粉・・・・・・・・・・20g~

☆作り方

1.Aを合わせ、ゼラチンをふやかす。

2.鍋にタピオカ粉(10g)を入れ、豆乳を少しずつ注ぎながらよく混ぜ溶かす。
溶けたら中火にかけて絶えず混ぜて沸騰直前まで加熱し、火を止めて(1)を加え、混ぜ溶かす。

3.(2)を氷水にあてながら粗熱を取り、ボウルに注ぎ入れ、冷蔵庫で冷やし固める。

4.鍋にBを入れて火にかけ、沸いたら5分加熱し、冷ます。

5.鍋にCを入れ、沸いたら火を止めて粗熱を取る。
緑豆はよく洗い、かぶる位の水とともに鍋に入れて火にかけ、煮立ったら茹でこぼす。
鍋に戻してたっぷりの水を加え、煮立ったら弱火にして十分に柔らかくなるまで煮る。
ザルに上げて水気を切り、Cにつける。

6.かぼちゃを蒸し器で蒸し、熱いうちに潰してDを加え、混ぜる。
粗熱が取れたらタピオカ粉(20g)を加えてひとまとめにし、直径1.5cm位の棒状に伸ばす。
※かぼちゃの水分量によっては規定量のタピオカ粉ではまとまらない場合があります。蒸し上がったかぼちゃが水っぽい場合は、Dを加える前に鍋で水分を飛ばす・入れるタピオカ粉の量を増やすなど調整してください。また伸ばしにくい場合はタピオカ粉(打ち粉・分量外)をしたところで作業してください。

7.(6)を包丁で1.5~2cm長さに切る。
たっぷりの湯を沸かした中に入れ、浮かび上がってきたら1~2分茹でて冷水に取り、水気をふき取る。

8.(3)を大きめのスプーンなどですくって器に盛り、(5)・(7)を盛り付けて(4)をたっぷりかける。

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