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2022-07-01

【旬のレシピ 7月】高野豆腐の酢豚風

煮物やお寿司の具などに使われる事の多い、「高野豆腐」。
和食のイメージが強い食材ですが、今回は下味をつけてから片栗粉をまぶして揚げ焼きにし、酢豚風にアレンジしました。豚肉を使うよりも、エネルギーや脂質が抑えられ、さっぱりと頂けます。
高野豆腐は豆腐を凍らせた後に乾燥させた、大豆の加工食品の一種です。
実は、「高野豆腐」という呼び名は高野山を中心とした関西圏で広まった呼び名で、JAS(日本農林規格)で決められた正式な食品名は「凍り豆腐」と言います。
その他、甲信越や東北地方では「凍み(しみ)豆腐」、北海道地方では「一夜凍り」という名称で親しまれています。
高野豆腐は古くから精進料理のたんぱく源として、肉や魚の代わりに利用されてきた栄養豊かな乾物です。
最近では、手軽に使える角切りのものや早煮タイプ、粉末状の高野豆腐が販売されています。
皆さんも、料理に合わせて使いやすい物を選んでみてくださいね。

材料(3~4人分) 調理時間 45分(乾物を戻す時間は除く)
高野豆腐・・・・・・・・・・3個
Aしょうが(おろし)・・・・小さじ1/2
Aにんにく(おろし)・・・・小さじ1/2
A酒・・・・・・・・・・・・小さじ2
Aしょうゆ・・・・・・・・・小さじ2
A鶏がらスープの素・・・・・小さじ1/4
片栗粉・・・・・・・・・・・適量
玉ねぎ・・・・・・・・・・・1/2個
人参・・・・・・・・・・・・1/2本
ピーマン・・・・・・・・・・2個
干ししいたけ・・・・・・・・4枚
B酢・・・・・・・・・・・・大さじ5
B砂糖・・・・・・・・・・・大さじ5
Bトマトケチャップ・・・・・大さじ3
Bしょうゆ・・・・・・・・・大さじ1
B鶏がらスープの素・・・・・小さじ1/2
B干ししいたけの戻し汁・・・50ml
水溶き片栗粉・・・・・・・・適量
サラダ油・・・・・・・・・・大さじ3

☆作り方

1.高野豆腐は袋の表示通りに戻してしっかり水気を絞り、縦半分に切ってそれぞれ4等分のそぎ切りにする。
Aで下味をつけ、片栗粉をまぶす。

2.玉ねぎは2.5cm幅のくし切りにし、長さを2~3等分に切る。
人参・ピーマンは小さめの乱切りにし、人参は熱湯で4~5分下茹でする。
干ししいたけはたっぷりの水で戻し、軸を落として2~3等分のそぎ切りにする。(戻し汁は取っておく。)

3.フライパンにサラダ油(大さじ2)を熱し、(1)を入れて揚げ焼きにする。
表面がカリッとしてきたら一度取り出す。

4.(3)のフライパンの油を拭き取り、サラダ油(大さじ1)を入れて火にかける。(2)を入れて炒め、火が通ったら一度取り出す。

5.同じフライパンにBを入れて火にかけ、沸いたら中火にして1~2分煮、水溶き片栗粉でトロミをつける。

6.(5)に(3)・(4)を戻し入れ、タレを全体に絡める。
※水菜をサッと炒めたものを添えても美味しくいただけます。

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