【旬の食材 1月】ニラ　chinese chive

あけましておめでとうございます。みなさんもお正月にはおせち料理などのご馳走を召し上がったことと思います。

おせち料理には日持ちの良いお料理を準備するというばかりでなく、新しい一年が健康で暮らせますように、との願いが込められています。

ということで、今月の旬の食材は、ニラ。

ニラは、古来より精のつく野菜として珍重されてきました。夏のイメージがあるかもしれませんが、冬の終わりから初春のニラはやわらかく、旨味も増します。

ニラは体内でビタミンAに変化するβ‐カロテン、ビタミンB群・C・E・Kなどを含みます。

特に抗酸化作用をもつビタミンA・C・Eは、相乗効果によりがん予防・風邪予防・疲労回復などが期待できます。

ニラの香り成分硫化アリルは、ビタミンB1の吸収を助けてエネルギー代謝を活発にさせ、疲労回復やスタミナアップに効果を発揮します。

刺激的な香りにより胃酸の分泌を促し消化を助ける働きや抗菌作用による風邪などの感染症を防ぐ働きがあります。

また別名 陽起草といい、体を温め、胃腸の働きを良くし強壮・強精効果があります。