【旬のレシピ 9月】もっちりクレープ
もっちりとした食感の薄い生地にお好みの具を合わせていただくクレープはフランス・ブルターニュ地方が発祥です。
名前の由来は、生地に付く焼き目が絹織物の縮緬(ちりめん)を意味するフランス語の「クレープ」に似ていた事から付いたとされています。
本来は小麦粉を使って作るクレープですが、今回は米粉をベースに、生地を破れにくくするためにコーンスターチ(片栗粉でも可)を加え、小麦アレルギーの方でも召し上がっていただけるレシピにしました。
クレープ生地は砂糖の量を減らして作れば、料理用としても召し上がっていただけますので、お試し下さい。
また、合わせるソースには旬を感じるぶどうを使い、ヨーグルト入りのさっぱりとしたクリームを添えました。
ぶどうのソースはあまったら、ヨーグルトにかけたり、炭酸と合わせてドリンクにしても美味しいです。
☆材料(4人分) 調理時間30分(休ませる・冷やす時間は除く)
【クレープ生地】
A米粉・・・・・・・・・・・・90g
Aコーンスターチ・・・・・・・10g
Aグラニュー糖・・・・・・・・40g
B卵・・・・・・・・・・・・・1個
B牛乳・・・・・・・・・・・・250g
Bバニラオイル(あれば)・・・少々
溶かしバター・・・・・・・・20g
サラダ油・・・・・・・・・・適量
【ぶどうソース(作りやすい分量)】
巨峰・・・・・・・・・・・・1房
グラニュー糖・・・・・・・・80g
レモン汁・・・・・・・・・・大さじ1
【クリーム】
生クリーム・・・・・・・・・100g
グラニュー糖・・・・・・・・20g
ギリシャヨーグルト・・・・・100g
セルフィーユ・粉砂糖など・・お好みで
※市販の米粉の中には小麦グルテンを添加している商品もあるので、購入する際はグルテンフリーと書かれた、米のみ使用の商品を選んで下さい。
☆作り方
1.【クレープ生地を作る。】
ボウルにAを入れてよく混ぜ、合わせたBを少しずつ加えてよく混ぜる。
溶かしバターを入れてさらに混ぜ、冷蔵庫で1時間休ませる。
2.フライパンを熱してサラダ油を入れ、ペーパータオルなどで全体になじませる。
3.(1)の生地をよく混ぜてからフライパンに生地をうすく流し、手早く全体に広げる。
生地に火が入ったらひっくり返して20秒程焼き、取り出す。
残りも同様に作る。
4.【ぶどうソースを作る。】
巨峰を房からはずしてサッと洗い、沸騰した湯に入れて10秒程たったら冷水に取り、皮をむく。
皮はお茶パック(またはガーゼ)に入れる。
5.鍋に巨峰の実・グラニュー糖を入れてサッと混ぜて10分程おく。
巨峰から水分が出てきたら鍋に皮も加えて火にかけ、沸いたらアクを取りながら弱火で10分程煮、レモン汁を加えてひと沸きしたら火を止め、冷ます。
※使用するぶどうの甘さによってグラニュー糖の量は加減して下さい。
6.【クリームを作る。】
ボウルに生クリーム・グラニュー糖を入れ、泡立て器でトロッとなるまで混ぜ、ヨーグルトを加えてよく混ぜる。
7.クレープ生地を折りたたんで器に盛り、(5)・(6)を添えてお好みでセルフィーユ・粉砂糖を飾る。