【旬のレシピ 9月】杏仁豆腐
杏仁豆腐
杏仁(アンズの種の中身(仁))を使った本格的な杏仁豆腐はいかがですか。
杏仁はアーモンドに似た香りが特徴的で、漢方薬や化粧品の原料としても使われています。杏仁には南杏のほか、少し苦みのある北杏や、近年では皇杏という杏仁豆腐を作るための仁も流通しています。
今回は南杏のみで作っていますが、お好みでブレンドしていただいても構いません。
通常は乳製品を使って作る杏仁豆腐ですが、乳・乳製品アレルギーの方でも召し上がっていただけるようにアーモンドミルクで作りました。
最近注目のアーモンドミルクは、アーモンド由来のビタミンEやオレイン酸などを豊富に含みます。またアーモンドミルクはコレステロールを含まないので、コレステロール値が気になる方にも安心です。
☆材料(4人分) 調理時間 30分(つけ込み・冷やす時間は除く)
【杏仁豆腐】
杏仁(南杏)・・・・・・・・・・50g
水・・・・・・・・・・・・・・・250ml
A粉ゼラチン・・・・・・・・・・5g
A水・・・・・・・・・・・・・・15g
B粉寒天・・・・・・・・・・・・2g
Bコーンスターチ・・・・・・・・2g
Bグラニュー糖・・・・・・・・・50g
アーモンドミルク(無糖)・・・・400ml
【シロップ】
水・・・・・・・・・・150ml
グラニュー糖・・・・・・40g
好みのリキュール・・・小さじ1~2
クコの実・・・・・・・小さじ2
フルーツ缶・・・・・・お好みで
☆作り方
1.【杏仁豆腐を作る。】杏仁はサッと洗って分量の水(250ml)に浸し、冷蔵庫で一晩おく。
2.杏仁は浸した水ごとミキサーに入れ、なめらかになるまで30~40秒回す。ボウルにザル・濡らしたサラシをセットし、濾してしっかりと絞り、200ml計量する。
3.Aは合わせてふやかしておく。
4.鍋にBを入れ、(2)を加えてよく溶かし、混ぜながら火にかけ沸騰させる。
5.(4)の火を止めて(3)を溶かし、アーモンドミルクを加えて全体を混ぜ、濾す。バットに流し、冷蔵庫で冷やしかためる。
6.【シロップを作る。】鍋に水・グラニュー糖を入れて沸かし、グラニュー糖が溶けたら火を止めてリキュール・クコの実を加え、冷ます。
7.器にカットした杏仁豆腐・お好みでフルーツを盛り付け、(6)のシロップを注ぐ。