【旬のレシピ 3月】いちごのロールケーキ
いちごのロールケーキ
ふわふわの生地で甘酸っぱいいちごを丸ごと包んだ、ロールケーキです。
ロールケーキの原型は、16世紀半ば、ポルトガル人によりカステラと一緒に日本に伝えられた南蛮菓子「トルタ」であると言われています。
トルタは、スポンジ生地にジャムを塗って巻いたもので、お正月料理の「伊達巻き」のルーツとも。一般には昭和30年代以降に普及し、今でも幅広い世代に愛されているスイーツのひとつです。
今回ご紹介するロールケーキには、今が旬のいちごをたっぷり使っています。
おすすめの品種は「やよいひめ」や「とちおとめ」。ほどよい酸味と甘みがあり、果肉がしっかりしていて崩れにくいので、ケーキ作りに向いています。
基本のスポンジ生地の作り方を覚えれば、アレンジ次第でいろいろなロールケーキが楽しめますよ。
☆材料(約6人分) 調理時間 45分(冷蔵庫で冷やす時間は除く)
卵・・・・・・・・・・3個
グラニュー糖・・・・・60g
薄力粉・・・・・・・・60g
牛乳・・・・・・・・・20g
サラダ油・・・・・・・20g
バニラオイル・・・・・少々
【シロップ】
水・・・・・・・・・・20g
グラニュー糖・・・・・10g
リキュール・・・・・・5g
A生クリーム・・・・・・150g
Aグラニュー糖・・・・・15g
Aリキュール・・・・・・10g
いちご・・・・・・・・・8個(120g)
粉砂糖・・・・・・・・・適量
いちご(飾り用)・・・・・お好みで
セルフィーユ・・・・・・お好みで
☆作り方
1.卵は卵黄と卵白に分ける。ボウルに卵黄を入れて溶きほぐし、1/3量のグラニュー糖を入れて泡立て器で白っぽくなるまで混ぜる。
2.別のボウルに卵白を入れ、軽く溶きほぐしてハンドミキサーで泡立てる。ある程度泡立てたら残りのグラニュー糖を数回に分けて加え、メレンゲを作る。
3.(2)に(1)を全て入れ、泡立て器で混ぜ合わせる。ふるった薄力粉を入れてゴムベラでサックリ混ぜ、温めた牛乳・サラダ油とバニラオイルを入れて混ぜる。
4.天板に(3)を流し入れて平らにならし、200℃のオーブンで10~12分焼く。焼き上がったら天板から生地を外し、かたく絞った布巾をかけて冷ます。
5.小鍋にシロップ用の水・グラニュー糖を入れて火にかけ、砂糖が溶けたら火を止め、氷水にあてて冷ます。しっかり冷えたらリキュールを加える。Aをボウルに合わせ、泡立て器でツノが立つまでしっかり立てる。いちごは洗ってヘタを取り、水気をしっかり拭き取る。
6.生地の上に(5)の生クリームをのせて全体に塗り広げ、手前側にいちごを並べて巻き、冷蔵庫で冷やす。粉砂糖を振り、お好みでいちごやセルフィーユを飾る。