我々は会長服部幸應が提唱する『食育』を実践しています!
今こそ『食育』を通じて、人を健全に育んでいきましょう!
「食」という字は、人に良いと書けると思いませんか。人を良くすることを育むのが『食育』です。しかし、現代はさまざまな食にまつわる問題があふれ、心身の健康に影響し環境問題も深刻になっています。食を良くするため、服部幸應会長が1991年より『食育』を提唱・実践をし、2005年には「食育基本法」が成立しました。
現代の日本では、調理をしなくても温めるだけで食事を摂ることができる冷凍やレトルト食品が増えました。便利で快適な世の中と実感できる一方で、家庭の食卓の崩壊や食の安全性、ましてやホッとする「おふくろの味」の衰退など、数々の新たな問題が生じてきました。子供や親世代の健康な身体を考えると、現状のままで良いはずがありません。もう一度「おふくろの味」を作り、「母の味」を味わい、精神的にもホッとする安心感が大切なのです。
実際に保育園や幼稚園から大学までの教育現場や職場において、「協調性がない」「すぐにキレる」「一般常識がない」といった人が増加しているのは周知の通りです。その原因として、かつては当たり前に行われていた「家族で食卓を囲むこと」、そして食事を通じて道徳心や社会性、常識を学ぶ「躾」ができなくなっていることが挙げられます。
果たしてこのままで、よりよい未来に繋いでいくことができるのでしょうか?現在、わが国の核家族世帯の割合は、全体の80%にも上るようになってきました。人生の一般常識のうち7割が、幼児期から児童期の食卓での共食に育まれます。今こそ『食育』を通じて、人を健全に育んでいくべきではないでしょうか。
抑えておきましょう『食育の3本柱』
1、 安心・安全・健康の選食能力を養う
どんなものを食べたら安心か、安全か、健康になれるか?
2、 衣食住の伝承・しつけは共食(家族の団欒)から
しつけやマナー、食卓・食事の意義、家族の団欒
3、 食糧問題やエコロジーなど、地球の食を考える
食糧問題、食料自給率、地産地消・特産物や生産者の保護、環境問題など