2024-06-01
【旬の食材 6月】鯵(あじ) jack mackerel
今年も梅雨の季節がやって来ました。この時季は雨の日は肌寒かったり、晴れの日は蒸し暑くなったりと気温が安定しないため、体調を崩しがちです。
また、気温と共に湿度も高くなるため、細菌類が繁殖しやすくなり、食中毒が多くなります。石けんでの手洗いをしっかり行い、バランスの取れた食事を心掛けましょう。
今月の旬の食材はあじ。
脂が乗る春から夏が旬とされ、刺身や塩焼き、フライなどいろいろな調理法が楽しめます。
年間を通して漁獲量が多い真あじのほか、開きやクサヤなどの干物になるむろあじがあります。
あじは、さばやさんまと同様に青背魚なのでDHAやIPA(EPA)が豊富に含まれています。
DHAは血管を強くして動脈硬化の予防が期待できるほか、脳細胞の働きを高めて記憶力の向上に働きかけます。
IPA(EPA)はコレステロールや中性脂肪を減らし、血液をサラサラにしたり血栓の予防・改善に効果があります。
また、ビタミンB12やナイアシンなどのビタミンB群も含まれており、貧血予防・たんぱく質や脂質の代謝に働きます。
あじには、尾ひれからエラにかけて「ぜいご」と呼ばれる硬いうろこがあるため、おろす際は包丁で取り除きましょう。
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