【旬のレシピ 4月】切り干し大根の台湾風卵焼き
『切り干し大根』は、和食の副菜でもよく使われる日本人に馴染み深い乾物です。
実は、台湾でも『塩漬けした干し大根』を使った卵焼き(ツァイプータン)が、屋台や家庭でよく食べられています。
今回は、この卵焼きを『切り干し大根』でアレンジしたレシピをご紹介します。
切り干し大根は、いくつか種類がある『干し大根』の一種です。干し大根は室町時代に寺院で食べられた記録があり、その頃から作られるようになったと言われています。
切り干し大根は、すのこの上に広げて天日で乾燥させたものを指し、西の方では「千切り大根」と呼ばれています。干すことで甘味と独特のシャキシャキとした歯応えが生まれます。
切り干し大根は通年出回っていて、生野菜と比べ価格が安定しているのも魅力です。食感を活かしてサラダにしたり、みそ汁にしてギュッと凝縮された旨味を楽しむのもおすすめです。
皆さんも日々の食事の中に、切り干し大根をとり入れてみてはいかがでしょうか?
材料(4人分) 調理時間 15分
切り干し大根(乾燥)・・・30g
小ねぎ・・・・・・・・・・6本
桜えび・・・・・・・・・・5g
卵・・・・・・・・・・・・6個
A酒・・・・・・・・・・・大さじ1
Aしょうゆ・・・・・・・・小さじ1
A鶏がらスープの素・・・・小さじ1/2
塩・こしょう・・・・・・・各適量
ごま油・・・・・・・・・・大さじ1・1/2
☆作り方
1.切り干し大根は、水を張った大きめのボウルの中でもみ洗いをする。
ザルに上げて水気をしぼり、たっぷりのぬるま湯で戻す。
2.小ねぎは小口切りにする。桜えびはフライパンで乾煎りする。
3. フライパンにごま油(大さじ1/2)を熱し、水気をしぼった(1)を入れて炒める。
全体に油が回ったら合わせたAを加えて汁気がなくなるまで炒め、塩・こしょうで味を調えて粗熱を取る。
4.ボウルに卵を割り入れ、(2)・(3)を加えて混ぜ合わせる。
5.(3)のフライパンの汚れをペーパータオルで拭き取り、ごま油(大さじ1)を熱して(4)を流し入れる。
菜箸で大きくかき混ぜ、半熟状になったら中火弱で焼く。
周りがかたまってきたらひっくり返し、さらに1~2分焼いて火を通す。