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2020-07-07

【旬のレシピ 7月】七夕そうめん

七夕の歴史は古く、奈良時代に中国から伝わった乞巧奠(きっこうでん、もしくはきこうでん)という行事と、日本古来の行事である棚機(たなばた)、織姫と彦星の伝説が重なってできたようです。
中国では7月7日に「索餅」を供える習慣があり、索麺とも呼ばれていました。
日本ではこの索餅が素麺やうどんへと変化していきました。乞巧奠や棚機は、もともと手芸などの上達を願う行事です。
そして、織姫のように機織りがうまくなるようにと願いから、「素麺」を生糸に見立てて食べたようです。
今回のレシピでは天の川をイメージして、小口切りにしたオクラと星型の人参を飾り、可愛らしい雰囲気の盛りつけにしました。七夕の夜にぜひお召し上がりください。

材料(4人分) 調理時間 25分
そうめん・・・・・・4束
Aしょうゆ・・・・・大さじ2
A薄口しょうゆ・・・大さじ1
Aみりん・・・・・・大さじ2
出汁・・・・・・・・600ml
かつお節・・・・・・5g
きゅうり・・・・・・1本
にんじん・・・・・・1/3本
オクラ・・・・・・・4本
ゆでえび・・・・・・小12尾
溶き卵・・・・・・・2個
塩・・・・・・・・・少々
サラダ油・・・・・・適量

☆作り方

1.【つゆを作る。】
鍋にAを入れて火にかけ、沸いたら出汁・かつお節を加える。
再度煮立ったら火を止め、ザルで漉して氷水で急冷する。

2.きゅうりはピーラーで薄くむく。
にんじんは星形で抜き、熱湯で火が通るまでゆで、ザルに上げる。
オクラは板ずりし、塩をつけたまま熱湯でさっとゆでて冷水にとり、小口切りにする。

3.【錦糸玉子を作る。】
熱したフライパンに薄くサラダ油をひき、塩を加えた溶き卵を流し入れ、全体に広げる。
卵が固まったら裏返して数秒焼き、粗熱がとれたら細切りにする。
※卵が破れやすい時は、砂糖や水溶き片栗粉を少量加えてください。

4.鍋にたっぷり湯を沸かし、そうめんを袋の表記通りの時間でゆでてザルに上げ、流水でしっかり洗って水気を切る。

5.器に(2)・(3)・(4)を盛り、(1)のつゆを注ぐ。

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