【旬のレシピ2月】じゃじゃ麺
今回ご紹介するのは、岩手県盛岡の郷土料理「じゃじゃ麺」。
「盛岡冷麺」や「わんこそば」と並ぶ「盛岡三大麺」に数えられる麺料理です。
じゃじゃ麺は、中国の東北部(旧満州)の家庭料理のジャージャー麺を参考に始まったといわれ、日本向けのアレンジが繰り返され、現在のじゃじゃ麺に至りました。
見た目は、うどん状の平麵の上に肉みそときゅうり、長ねぎが乗った「ジャージャー麺」に似たスタイル。でも、食べ方も味も全く違います。
食べる時にお好みでラー油やお酢などを加え自分好みの味に仕上げ、よくかき混ぜます。かき混ぜた状態は美しいとは言えませんが、甘みや酸味・辛みが合わさった味わいは奥深く、やみつきになります。
そして、じゃじゃ麺とは切っても切れない関係にあるのが、「チータンタン」。
食べ終わる少し手前で、器に残った肉味噌に生卵を溶き入れて、麺のゆで汁を注ぎ塩やこしょうを入れて味わうのが一般的です。
じゃじゃ麺を食べるなら、このチータンタンも欠かせません。寒い日には〆のチータンタンで温まります。ぜひ、麺とセットで味わってみて下さいね。
材料(4人分) 調理時間 45分
【肉みそ】
豚挽き肉・・・・・・・・・150g
玉ねぎ(みじん切り)・・・1/2個
干ししいたけ・・・・・・・4枚
サラダ油・・・・・・・・・小さじ1
にんにく(おろし)・・・・小さじ1
しょうが(おろし)・・・・小さじ1
酒・・・・・・・・・・・・大さじ2
干ししいたけの戻し汁・・・150ml
Aみそ・・・・・・・・・・大さじ4
Aみりん・・・・・・・・・大さじ1
Aしょうゆ・・・・・・・・小さじ2
A砂糖・・・・・・・・・・小さじ2
A黒すりごま・・・・・・・大さじ3
ごま油・・・・・・・・・・小さじ1
茹でうどん・・・・・・・・4玉
きゅうり(細切り)・・・・1本分
長ねぎ(白髪ねぎ)・・・・1/3本分
紅しょうが・・・・・・・・適量
☆作り方
1.干ししいたけは水で戻し、みじん切りにする。(戻し汁はとっておく)
2.フライパンにサラダ油・玉ねぎを入れて弱火で炒める。
玉ねぎがしんなりしたら、にんにく・しょうがを加え、よい香りがしてきたら挽き肉を加えて炒める。
3.挽き肉が白っぽくなったら、干ししいたけ・酒を入れ、さらに炒める。
挽き肉がポロポロになったら、しいたけの戻し汁を加え、沸騰したらアクをすくう。
4.火を止め、Aを加えよく混ぜる。
弱火で混ぜながら煮詰め、ぽてっとしたらごま油を加え、粗熱をとる。
5.うどんはたっぷりの湯で袋の表記通りに茹で、水気をしっかり切る。
6.器にうどんを盛り付け、上に(4)の肉みそ・きゅうり・長ねぎ・紅しょうがをのせる。