2020-09-07
【旬のレシピ 9月】栗ご飯
9月9日は重陽の節句です。起源は奇数が縁起の良い数字だとされる中国にあります。
最大の奇数が二つ続く、9月9日は一年で最も縁起の良い日だと考えられ、長寿と無病息災を願う風習が生まれました。
日本では平安時代には伝わっていたようです。旧暦では菊の花や栗が旬を迎える時期で、菊の節句とも呼ばれ、菊酒や栗ご飯が食べられていました。
しかし、新暦となった現在の9月 9日は残暑の厳しい季節で、生の栗を手に入れるのは難しいですよね。
今回は手に入りやすい栗の甘露煮を使って作る、栗ご飯のレシピをご紹介します。
生の栗のようなホクホク感は少ないですが、しっとりした食感は甘露煮ならではの味わいです。
また、栗がつやのある鮮やかな黄色なのも甘露煮のならではです。今回はささげと一緒に炊き上げ、ほんのり色づいたご飯が、栗の色を一層引き立たせてくれます。
材料(4人分) 調理時間 35分(炊飯時間を除く)
米・・・・・・・2合
もち米・・・・・1合
栗の甘露煮・・・16粒
ささげ・・・・・20g
水・・・・・・・400ml
ごま塩・・・・・お好みで
☆作り方
1.炊飯する30分ほど前に米・もち米を洗い、ザルに上げる。
2.鍋にささげ・1カップの水(分量外)を入れて火にかけ、煮立ったらゆで汁を捨てる。
同じ鍋に分量の水・ささげ・栗の甘露煮を入れて火にかけ、沸いたら弱火で20分煮、ささげ・栗と煮汁を分ける。
3.炊飯器に(1)・粗熱をとった(2)の煮汁を入れ、炊飯器の3合の目盛まで水を足し、ひと混ぜする。
上にささげ・栗をのせて炊飯する。
4.炊き上がったら米がつぶれないようにサックリ混ぜ合わせ、器に盛る。
お好みでごま塩をふる。
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