【旬のレシピ 5月】米粉の台湾カステラ
数年前から話題になっている「台湾カステラ」。
焼きたてはふるふるでシュワっとした食感、冷めるとふわふわしっとりと2つの食感が楽しめます。台湾カステラはその名の通り、台湾発祥のスイーツで、現地では「現烤蛋糕(シエンカオダンガオ)=焼きたてのケーキ」と呼ばれています。
今回は米粉を使い、しっとりモチモチの台湾カステラに仕上げました。
しっとりモチモチに仕上げるには、メレンゲのかたさとオーブンの温度が大切。メレンゲはいつもより少しゆるめに泡立ててください。しっかり立てすぎると生地が割れる原因になります。また、オーブンの温度が高すぎても生地の表面が割れてしまうので、150℃の低温でじっくりと焼いてください。それでも割れそうなときには、オーブンの扉を軽く開けて庫内の温度を少し下げたりすることで防げます。(ずっと空けていると生地がしぼんでしまうので注意)
出来立ての熱々を食べられるのは、手作りならでは。材料も少ないのでぜひチャレンジしてください。
材料(15cm角型1台分) 調理時間 20分(焼成時間は除く)
牛乳・・・・・・・・55g
バター(無塩)・・・・30g
サラダ油・・・・・・30g
米粉(製菓用)・・・・70g
卵黄・・・・・・・・4個分
バニラオイル・・・・数滴
卵白・・・・・・・・4個分
きび砂糖・・・・・・70g
☆作り方
1.耐熱ボウルに牛乳・バター・サラダ油を入れてふんわりとラップをかけ、600Wの電子レンジに1分かける。
バターがしっかり溶けたら取り出し、泡立て器でよく混ぜて乳化させる。
2.(1)に米粉を加えてさらによく混ぜ、なめらかになったら卵黄を1個ずつ加え、都度混ぜ合わせる。
3.別のボウルに卵白を入れ、ハンドミキサーで泡立てる。
白くもったりしてきたらきび砂糖を2~3回に分けて加え、ツノがゆるくおじぎする位まで泡立てる。
4.(2)に1/3量の(3)のメレンゲを入れて泡立て器で混ぜ合わせる。
残りのメレンゲも加え、ゴムベラでサックリと混ぜ合わせ、敷紙を敷いた型に流し入れる。
5.バットにキッチンペーパーを敷いて(4)をのせ、型の1/3の高さまでバットにぬるま湯を注ぐ。
天板にのせ、150℃のオーブンで約60分焼く。