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2023-03-10

【旬の食材 3月】筍 bamboo shoots 

草木が芽を出していよいよ生い延びる季節がやってきましたね。

春の味覚といったら筍。

旬は3月中旬から5月頃で「朝採りをすぐ食べよ」といわれるほど鮮度によって味に差が出ます。空気に触れる時間が長くなればなるほど独特のえぐみが増します。

筍をゆでる時に米ぬかを加えることで米ぬかのカルシウムがえぐみのもとと結合して、中和してくれます。よってカルシウムの多いわかめと合わせる若竹煮などは理にかなった料理と言えます。

筍の種類は約70種類くらいあり、一般に食用にされているものは孟宗竹をはじめ、ほんの数種類です。

筍はなんといってもカリウムと食物繊維が豊富!カリウムは余分なナトリウムを体外に排出し、血圧を下げる働きがあります。

筍の食物繊維は不溶性で水分を吸収してふくらみ、腸内の有害物質を吸着し、便と一緒に排泄します。茹で筍を切った時に白い粉のようなものがついていますが、これはアミノ酸のチロシンです。

チロシンは脳内物質ドーパミンが増加し、気力アップにつながります。

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